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神戸市の子育て支援は充実してる?子育て世帯が受け取れる助成金やプレゼントをご紹介!

結婚し、子供を育てていく上ではときに行政の支援を活用する機会もあるでしょう。
子育て世帯への支援体制にはさまざまなものがありますが、内容は自治体によって大きく異なります。

今回は兵庫県神戸市の子育て支援体制について解説していきますので、神戸市で子育てをするにあたって「どのような魅力があるのか知りたい」というとき参考にしてください。

神戸市の子育て支援とは?

神戸市では、これまでの神戸市の体制を見直し今後の人口減少対策として、さまざまな支援制度の導入を行なっています。
「リノベーション・神戸」として展開されるこのような制度には、子育て世帯への支援も含まれています。

【リノベーション・神戸】
「リノベーション・神戸」神戸市公式サイト

まずは、子どもが新たに生まれた世帯には「こべっこウェルカムプレゼント」が贈られます。
こべっこウェルカムプレゼントとは「神戸で生まれた赤ちゃんを神戸ゆかりのもので祝福したい」という気持ちから生まれた子育て世帯へのプレゼント企画です。
スタイやウェア、シューズ、絵本、ミルク、おむつ、おもちゃなど、子育てに役立つアイテムを選んで受け取ることができます。

【こべっこウェルカムプレゼント】
こべっこウェルカムプレゼント公式サイト

そのほかにも「神戸っ子すこやかプラン2024」と呼ばれるプランも展開され、今後ますます幅広い分野へ支援が広がっていくと予想されます。

【神戸っ子すこやかプラン2024】
「神戸っ子すこやかプラン2024」神戸市公式サイト

「神戸っ子すこやかプラン2024」とは?

神戸っ子すこやかプラン2024とは、神戸市で展開されている子育て環境をよりよくするための計画であり、子育て環境の総合的な改善につながっています。

近年、世界的に取り組むべき目標として「SDGs」が注目を集めています。
持続可能な未来へ向け環境や貧困、福祉といった領域の問題について能動的に取り組むための課題として目にする機会も多いでしょう。

そして「神戸っ子すこやかプラン2024」は、SDGsよりもさらにミクロな視点を持ち「神戸市」という単位で基本方針に基づいた計画を進めています。
子育てを進めていく上では、共働き世帯の働き方や貧困問題、児童虐待問題などが課題となります。

◇仕事と子育ての両立支援
◇妊娠・出産・子育て期の支援
◇特に支援が必要な子どもたち・家庭への支援
◇地域における子育て支援・青少年の健全育成
◇幼児期の教育・保育の質の向上・小学校教育との連携
◇子育てしやすい社会環境づくりと啓発

具体的には上記のような課題や目標について、2020~2024年度の5年をかけて取り組んでいます。
進捗については毎年度、PDCAサイクルに基づいて検証し、確認しながらさらなる改善が検討されているのです。

【神戸っ子すこやかプラン2024】
「神戸っ子すこやかプラン2024」神戸市公式サイト

神戸市におけるそのほかの支援

神戸市の子育て支援体制はまだまだあり、そのひとつに「妊婦健康診査の助成制度」が挙げられます。
妊婦健康診査は健康な赤ちゃんを産むために必要不可欠な検査ですが、一般的に健康保険の適用はできません。

しかし神戸市の制度では、妊婦健康検査において上限12万円(多胎妊婦は1回5,000円を5回まで追加助成)まで助成を行っています。
こうした高い基準は、20政令指定都市においても特別であり最高水準と言えるでしょう。

あわせて展開されているのが「KOBE子育て応援団ママフレ」です。
産後2週間や1ヶ月といったいわゆる産後まもなくの時期には、赤ちゃんはもちろんママもとてもデリケートです。
体調はもちろんのこと、精神状態も乱れやすい時期だからこそ、健康診査の費用を助成するなどの支援を行っています。

【子育て応援サイトこどもっとKOBE】
「子育て応援サイトこどもっとKOBE」公式サイト

さらに、産まれてきた子どものための「こども医療費助成制度」も整っています。
0歳~高校3年生までの年齢の子どもであれば、学校に通っていなくとも対象となります。
入院時には費用の自己負担額がなくなり、外来でも0歳~2歳なら自己負担なし、中学生までは2割負担といった支援が受けられるのです。

【こども医療費助成】
「こども医療費助成」公式サイト

また現在妊娠中、子育て中の世帯だけでなく、不妊に悩んでいる世帯に対しても特定治療支援があります。
神戸市に在住している不妊に悩む方へ向けて、治療内容により上限30万円の助成が行われます。

子育てしやすい環境を構築するための支援もある

子育てしやすい環境を整えるためには、「神戸っ子すこやかプラン2024」にもあったように出産や育児だけでなく、労働環境にも注目する必要があります。
仕事と子育てを両立するためには、例えば保育施設が整っていなければいけません。

「働きたいけれど、頼る人がいないなどの理由で現実的には難しい」という状態では、どうしても子育ても難しくなってしまうでしょう。
さらに「子どもはほしいけれど、現実的に厳しいため諦めなければいけない」という決断をとる世帯も増えてしまいます。

こうした事態を避けるため、神戸市では5年間でおよそ4,000人という大幅な保育定員の拡大を実現しました。
令和4年度には「待機児童ゼロ」も達成し、その上でさらなる保育人材の確保も目指しています。
就職フェアなども実施しながら、世代を超えて子育てに優しい街づくりを目指しています。

まとめ

神戸市では人口削減対策の「リノベーション・神戸」として、子育てしやすい街づくりの実現に励んでいます。
妊婦向けの助成金、子どもの医療費負担を軽減する助成金といった制度のほか、保育環境の充実なども行われています。

今回ご紹介した内容のほか、今後も新たによりよい制度の実現へ向けて修正されていく可能性がありますので、こまめに情報をチェックしてみてはいかがでしょうか。

コラム監修者

神戸コンチェルトウェディング
ウェディングプランナー

畠中 ひろえ
Hiroe Hatanaka

結婚を機に、ウェディングプランナーに転身し、一部上場企業などの大手ゲストハウスやプロデュース会社でプランナー・マネージャーとして勤務。
そして、セールススーパーバイザーとして独立し、結婚式場とプランナー教育およびマネジメントのコンサルティングを提供。
コアファイズ株式会社の代表取締役に就任し、コンチェルトウェディングの結婚式プロデュースに従事しています。

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